すべての人々が安心して
健康的に暮らせる社会に貢献する。
日本信号は、交通インフラという公共性の高い事業に関わる企業として、事業活動を「持続可能な開発目標(SDGs)」と関連づけて、自社にとっての重要課題を特定し、具体的な取り組みを行っています。SDGsの「世界を変えるための17の目標」にもなっている環境負荷の低減や災害に強いインフラづくり、安全なマチづくりにどのような役割が果たせるかを考えながら、研究開発や製品開発を展開していきます。そしてサスティナブルな企業経営にとって大切な地域社会の皆さまとのパートナーシップをしっかりと育むために、教育や文化、福祉、地球環境の保全などをテーマとした社会貢献活動もより積極的に行っていきます。また企業の成長力、活力を生み出す「さまざまな働き手がいきいきと働くことができる環境づくり」にも一層力を注いでまいります。
日本信号グループとSDGs
DX・脱炭素、社会貢献を中心とした取り組み
日本信号グループは、SDGsの「世界を変えるための17の目標」とグループ理念を実践する事業活動、
「5つのづくり」を通じて社会的価値と企業価値を両立させた取り組みを行っていきます。
製品やサービスを
通じた社会貢献
国際規格 ISO14001・9001 に基づく環境・品質マネジメ ントシステムを運用し、事業活動全般において CO2排出 量の削減を推進するとともに、IoT 技術を活用した新し いソリューションを展開し、インフラ構築を目指します。 さらにテロなどの社会への脅威に対応する製品を提供 し、都市やインフラの安全を守っています。
低炭素社会・循環型社会に
向けた環境負荷低減策の実行
気候変動とその影響に立ち向かうために、石油や石炭に 頼らない低炭素社会、資源をより大切に使う循環型社会 の実現が人類全体の課題となっています。当社は、経済 成長と大気汚染対策の両立に悩むアジア・アフリカの各 国で、地球環境への負荷が少ない鉄道網や交通システム の構築に参画しています。
交通インフラの
整備災害の復旧支援
少子高齢化や労働力不足といった未来に向けた社会課題 をとらえながら、人々が安心して、快適に利用できる交 通インフラを支える製品開発に取り組んでいます。さら に固有技術をいかして、豪雨、地震などの自然災害から 交通インフラを守ったり、早期の復旧に貢献したりする 技術や製品の開発も進めています
さまざまな働き手がいきいき
と働くことができる環境づくり
当社が安全・快適を支える多彩なソリューションを提供 する企業として進化していく。その土台となるのが、多 様な人材が活躍できる職場環境や企業文化です。また、 当社の企業活動、サプライチェーンがグローバル化する 中で、労働環境や、人権や文化・宗教などに配慮した組 織体制づくりも求められています。
質の高い教育・文化活動への
支援・女性の活躍推進
世界では貧富やジェンダー(社会的・文化的な意味から の性別)による教育格差が大きな問題となっています。 当社では、ステークホルダーに質の高い文化体験を提供 する活動や、女子学生のキャリア形成の支援を行ってい ます。また自社内においても、新入社員研修や技能教育 などを重要な経営課題と位置付けています。
地球環境の保全
産業革命以来、排出量が増加し続けてきた温室効果ガス (二酸化炭素、メタン、フロンなど)が、異常気象や温 暖化など、地球環境に深刻な影響を与えています。交通 インフラを担う当社としては、地球にやさしい事業活動 を行うとともに、環境負荷の低い交通手段である鉄道の普及や維持を通した貢献が期待されています。
グローバルな
パートナーシップ活性化
当社は、アジアやアフリカなど新興国の方々と積極的に つながりあい、ビジネスパートナ―創出や人材育成を推 進することで、各国の発展を支えていこうとしています。 また、列車制御システムをはじめ、AFC、ホームドアな どを提供して、アジアを中心とする世界各地のインフラ 構築に貢献しています。
福祉の推進
当社は交通インフラという公共性の高い事業に関わる企 業として、すべての人々が安心して健康的に暮らせる社 会を目指した製品やサービスの提供に取り組んでいま す。