日本信号の人々
渋谷 遥

Haruka Shibuya

国際営業部(2022年度入社)
外国語学部卒業

新興国の経済発展に直接貢献するやりがい。
多くの経験を重ね、成長していける

Q1. 志望動機と入社の決め手は?
新興国に貢献し、誇りを持って働ける。
思い描く未来を実現できると感じました。
幼少期にヒンディー語に興味を持ち、大学でヒンディー語を専攻し、インド留学も経験しました。就職活動では、「インドをはじめとする新興国に貢献できること」「ものづくりを手がける企業で製品に誇りを持って働けること」を軸にしました。日本信号を志望したのは、高い技術力を有し、世界各地の鉄道・交通インフラに貢献している点に魅力を感じたためです。採用サイトで鉄道や交通を支える仕事で活躍する先輩たちのインタビューを読み、「誇りを持って働ける素敵な仕事だな」と思いました。

また、日本信号の面接を受けた際、個々にしっかりと向き合ってくれる会社だと感じたことも大きかったです。「留学でお世話になったインドの地に貢献したい」と伝えたところ、その思いを否定されることなど一切なく、入社後にどう実現していけるのかというキャリアの道筋を話してくれたのです。「この会社なら、私の思い描く未来を実現できる!」と感じました。
Q2.どんな仕事をしていますか?
入社2年目でインドのメトロ案件を担当!
多様な経験を積み重ねることができています。
入社2年目の現在、国際営業部に所属し、インドの担当として、鉄道信号や駅務機器案件の入札・履行に携わっています。具体的には、インドのデリーメトロ、アーメダバードメトロ、バンガロールメトロの案件を担当しており、入社前に思い描いていた未来を早くも実現できています。

入札・受注を経て履行段階に移っている案件では、製品の出荷に必要な書類の作成や手続きなどを担当しています。また、デリーメトロの案件では、現地職員の方々のトレーニングを久喜事業所にて行っているので、ビザ取得に必要な招聘書類作成のサポートを行ったり、ベジタリアンの方々に向けた食事の手配について話し合ったり、さらには、トレーニング時の通訳なども任せてもらっています。

最近は入札に取り組む経験もさせてもらい、自分の幅を広げることができています。入札案件では、全てのやりとりを文書で行うため、入札図書に提示された必要事項を満たす応札図書を作成して提出します。私は、公示されたボリュームのある入札図書を読み込み、図書リストを作成し、他部署の技術者の方々や国内外の協力会社の方々と連携しながら、応札図書をまとめていく業務を担当しています。

今はまだまだ勉強中の身ですが、多くの経験を積み重ね、いずれお客様に直接対応する窓口として活躍したいと思っています。
Q3.仕事のやりがいは?
インドの経済発展に貢献できる喜びを実感。
幅広い事業領域に携わり、成長していけるやりがいも。
日本信号では、海外各国の新線建設に携われるプロジェクトを多く手がけています。私が担当しているインドの案件はまさにそれであり、鉄道インフラを通じてインドの経済的な発展に貢献できる喜びを実感しています。実は、かつてインドに留学していた頃、現地ではすでに日本信号が納めたシステムが稼働するメトロが運行しており、私自身、交通渋滞に巻き込まれず、スムーズに移動できる便利さを体感していたのです。今後は、自分の携わった案件で、現地の人々の生活をより便利にしていきたいと思っています。

また、国際事業部は鉄道信号システムや駅務自動化システムをはじめとした複数の事業領域に携わることができるため、幅広い知識・経験・学びを得られることにもやりがいを感じます。多様な事業領域の技術者の方々と接し、多くを学ぶ中、より広い視野を持って成長していけると感じています。
Q4.日本信号ならではのやりがいは?
若手にも多くのチャンスを与えてくれます。
高い技術力と思想を世界に広めていけるのも日本信号ならでは。
若いうちから多くの経験ができるチャンスを与えてくれることに大きなやりがいを感じます。経験・知識が乏しい入社2年目の段階で、インドのメトロ新線の入札案件に取り組むチャンスをいただいたことで、また新たな知見を深めることができました。右も左もわからない状態から上司の皆さんから入札に必要な知識を教えてもらい、案件を進めていく中では、他部署の技術者の方々にいろいろと相談に乗ってもらいながら技術面の多様な知識を習得しています。

今はまだ入札に取り組んでいる最中ですが、新線建設を実現できたら、現地の人々の暮らしがより便利なものに変わります。スケールの大きな案件に携われることも日本信号の仕事の魅力だと思います。

そして、これだけ大規模な案件に取り組めるのは、高い技術力をもって日本の鉄道を支え続け、安全・安心な運行を守り続けてきた日本信号だからこそだと思っています。これまで多くの技術者の皆さんと接してきた中、誰もが深く広い視点から技術を捉えていると感じましたし、日本信号が掲げる安全基準をクリアするため、厳しく向き合い続けていく姿を目の当たりにしてきました。

日本信号は、鉄道の黎明期から歴史を積み重ねてきましたが、その根幹にある思想は今も受け継がれ続け、そして、世界に広めていくほどになっているのです。本当にすごいことだと思いますし、その一端を担えることに誇りを感じます。
Q5.プライベートの過ごし方は?
インドの映画や音楽を楽しんでいます。
同期と一緒に出かけることも多いです。
休日には、インドの映画や音楽を楽しんでいます。また、同期と出かけることも多く、宇都宮のLRT(次世代型路面電車システム)に乗ったり、インドカレーを食べることに付き合ってもらったりしています。

日本信号の特長の一つは、同期の仲がいいことだと思います。お休みの日にみんなで集まることもありますし、お互いの仕事の悩みを分かち合ったり、今、抱えている仕事について相談したりすることもできます。
Q6.日本信号の一番の魅力は?
「人がとてもいいこと」だと思います。
上司、先輩、他部署の方々まで親身になって教えてくれます。
日本信号の大きな魅力は、「人がとてもいい」ということだと思います。皆さん優しいので、わからないことがあれば親身になって教えてくれます。他部署の方々と接する機会も多くありますが、技術知識が全くない新人の頃から、一つひとつの製品や技術について丁寧に教えていただけるので安心できました。

また、教育の面では、先輩社員と新入社員がバディを組む教育制度があり、しっかりと育成支援をしてくれます。業務についての質問がしやすいだけでなく、仕事への取り組み方を話してもらえます。「将来を見据えてどう成長していくのか」など、深いテーマについて語り合うこともあり、将来に目指したい姿が見えやすくなったと思います。
Q7.将来の目標は?
当面の目標は、より多くの経験を積んでいくこと。
まずは現地を見に行き、お客様と対話できればと思います。
当面は、現在担当している案件でより多くの経験を積んでいきたいと考えています。まずは当社が納入したシステムが現地で稼働している様子を見に行き、お客様と直接対話して、さまざまな要望を伺うことができればと思っています。

今後は、私自身が窓口となって、お客様により満足いただけるサービスの提供を目指していきます。将来的には、より安心・快適な社会の実現によって、インドをはじめとする新興国の更なる発展に貢献し続けていくことが目標です。