日本信号の人々
冨田遼平

Ryohei Tomita

AFC事業部 AFC営業部(2016年度入社)
理工学研究科修了

「当たり前の生活」を支えるやりがい。
お客様と一丸になり、鉄道の安心・安全を守る。

Q1. 志望動機と入社の決め手は?
幅広い領域の社会インフラに貢献できる。
個々を尊重してくれる姿勢も魅力的でした。
大学院で学んだことを活かせる仕事を探した際、「社会に最も貢献できるのは、人の生活になくてはならないインフラ領域だ」と考えました。日本信号に興味を持ったのは、たまたま目にした採用パンフレットがきっかけです。
それまで鉄道会社を中心に見ていましたが、日本信号は鉄道や道路交通、駐車場、オフィスや商業施設で使用される各種機器など、多様な分野の製品を扱っているため、幅広い領域に携わることができると思いました。専業メーカーの場合、専門性が強いために、携われる業界や製品が限られてしまいますが、日本信号なら様々な角度から社会インフラに貢献できると感じたのです。

また、面接時に感じたフレンドリーな雰囲気や学生の思いに耳を傾けて尊重してくれるところも魅力的でした。「一人ひとりの内面まで、しっかり見てくれる会社だ」と思ったことも、入社の決め手になりました。
Q2.どんな仕事をしていますか?
ホーム柵の導入・改修を提案。
お客様の窓口となり、現場との橋渡しをします。
東京都内・近郊の鉄道事業を手掛けているお客様に向けて、主にホーム柵の提案営業を行っています。新たなホーム柵の導入や、既存のホーム柵の改修などを提案し、技術部署や協力会社と連携するモノづくりから、現場の設置工事を完了するところまで携わります。

ホーム柵の導入・改修には、お客様の設備投資や改修のタイミングなども関係してくるため、一つのプロジェクトをやり遂げるまでには1~3年という長い期間が掛かりますし、完遂するまでの間には、社内外の多くの人が携わるため、その規模感は100人以上となることもあります。私たち営業職は、お客様の窓口として信頼関係を築きながら、プロジェクトの中心に立って各現場との橋渡しをする役割を担っています。
Q3.仕事のやりがいは?
「当たり前の生活」支え続けていくやりがい。
お客様と信頼関係を築く喜びも実感しています。
鉄道を利用する人々の「当たり前の生活」を支え続けていることにやりがいを感じます。工事を完遂した現場で、当たり前のようにホーム柵の前に乗客が並び、当たり前のように乗り降りし、そして無事に列車が発車する。そんな様子を見ると、「よし!転落防止のホーム柵が設置されたから、この現場はもう安心だ」という達成感を味わえます。

また、お客様に信頼され、深い関係性を築き上げていけることも大きなやりがいです。先日、初めて一人で担当したホーム柵の移設案件が完了しました。完遂までの足掛け2年間、100名規模が関わる大きなプロジェクトの中心に立ち、お客様との調整をはじめ、スケジュールの進行管理や各種チェックと現場への指導なども行いました。初めての経験のため、わからないことも多く、上司や先輩、社内の技術部署など、多くの人に協力を仰ぎ、乗り越えていきました。 工事を無事に終えたとき、お客様から「お疲れ様でした。ありがとう」という温かい言葉をいただき、「自分の仕事を認めてもらえた」と感じ、本当に嬉しかったです。大きなプロジェクトをやり遂げたこの経験で、自分に自信がついたと思います。
Q4.日本信号ならではのやりがいは?
社会インフラを支える強い使命感のもと、
一丸となって団結するやりがいを味わえます。
鉄道という社会インフラは、人の生活において欠かせないものであり、そこに関わる全ての人は強い使命感を抱いています。お客様、協力会社、そして私たち日本信号は、「まちの安心と、人々の安全を守る」という同じ目的に向かっているのです。一つのプロジェクトを経験するたび、それぞれの立場を超えて、一丸となって団結するやりがいを味わうことができます。

日本信号には、長い歴史の中で、築き上げてきた信頼や、鉄道業界との強い絆があり、だからこそ多くの案件を任せていただけるのです。その信頼をさらに深めていくために、私は常に、「お客様第一」を意識して行動しています。お客様が何を思い、何を求められているのかを理解し、私たちに何ができ、何を提供することが適切であるのかを常に考えるよう、心がけています。メーカーという立場から鉄道業界に携わり、社会インフラを支える大切さ・難しさを実感しながら、日々、自分も成長することができています。
Q5.プライベートの過ごし方は?
趣味は、サッカーの試合観戦。
美味しいものを食べにいくことや、旅行も好きです。
学生時代にサッカーをプレーしていた経験から、サッカー観戦が趣味になっています。京都のJリーグチームを応援し、以前はスタジアムまでよく観戦に出かけていましたが、最近は外出が難しいので、TV中継で試合を見ています。休日の前には、衛星中継で深夜に放送される海外リーグの試合を観戦し、翌日、寝不足になり、一日中寝ていることも多々あります(笑)。

また、先輩や同期と美味しいご飯を食べに行くことも多いですね。旅行も好きで、長期休暇には学生時代の友人と一緒に、北海道から沖縄まで旅に出かけていました。外出しやすい時期になったら、また様々なところに出かけたいと思います。
Q6.日本信号の一番の魅力は?
「社員の人柄」が一番の魅力!
コミュニケーションも活発な環境です。
「社員の人柄の良さ」が一番の魅力だと感じます。仕事においては、「何をやるのか」だけでなく、「誰とやるのか」が非常に大事だと思います。日本信号の社員には、社会インフラを支える強い使命感があり、それぞれに尊敬できる部分があります。気さくで面倒見が良く、しかし、仕事に対しては誰もが真剣です。そうした先輩や同期と一緒に働くことで、刺激を受けながら成長していけると感じます。

また、コミュニケーションが活発な環境も大きな魅力だと思います。新入社員と若手社員の交流会などの機会が多くあり、仕事で接点のない先輩や年齢の近い先輩と気軽に話ができます。いろんな先輩とフラットに話ができるので、悩みや不安も相談しやすいと感じますし、業務に対する考え方なども教えてくれるので、視野を広げることができます。職場においては、若手でも自分の考えや意見を自由に発言できる機会がたくさんあり、上層部にも声が届きやすい環境です。コミュニケーションを取りやすい環境の中、のびのびと成長していけると感じます。
Q7.将来の目標は?
担当分野以外にも提案の領域を広げ、
「日本信号の顔」となる営業パーソンを目指します。
入社6年目の現在まで、ホーム柵の営業を主に担当してきましたが、自身の担当分野に加え、他分野の事業内容や専門知識を積極的に習得していきたいと思います。提案の幅をさらに広げることで「日本信号といえば、この人」と言われる営業パーソンを目指します。また、今後は後輩に対しての指導も経験していきたいです。指導を行う難しさを学び、自分とはまた違う視点を知ることで、自分自身をさらに成長させていこうと思います。