最新の信号機や多様なシステムで
クルマ社会を支え、交通の安全を守る
- 道路交通安全システムで渋滞緩和と事故防止へ
- 狭い国土を縦横に走る、高密度な道路網。こうした特徴を持つ日本のクルマ社会では、交通渋滞の緩和と交通事故の防止が大きな課題となっています。
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スマートモビリティ事業領域では、人とクルマ、双方のよりスムーズで安全な移動を支える交通管制システムから、交通信号制御機、灯器および道路交通情報提供システムまで、幅広い製品・システムを提供。豊富な経験と培ったノウハウにより、確かな評価を得ています。
- 明日を見据え、新たなシステムの開発へ
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みなさんが日頃、何気なく目にしている信号機も、近年、大きく進化しています。その一例が、LED型の信号機です。従来の電球型に比べ、LED型は消費電力を90%削減し、太陽光の反射による疑似点灯の防止なども可能としました。信号機だけでなく、遠赤外線車両感知器などにおいても、省エネ化、小型軽量化、長寿命化を進め、CO2排出量削減などの環境問題にも貢献しています。
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また、画像式歩行者用感知器は、横断歩道の混雑具合や、ゆっくりとした歩行スピードのお年寄りの方なども検知します。歩行者用の「青」信号の時間を自動コントロールで長くする信号制御システムで、より安全・快適な横断を実現しました。
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このほかにも、自動起動式の非常用電源付加装置や、画像処理を活用した逆走防止対策設備システムの開発など、新たな分野にも取り組んでいます。交通管制システムの開発にも注力し、交通情報の収集・提供や広域的な信号制御により、道路交通の安全を支えています。