日本信号の人々
松枝 千尋
Chihiro Matsueda
スマートシティ事業部 ロボティクス営業部(2014年度入社)
生命環境科学研究科(環境科学専攻)卒業
生命環境科学研究科(環境科学専攻)卒業
ロボティクス事業で社会に貢献。
新たなものを生み出す挑戦ができる。
- Q1. 志望動機と入社の決め手は?
- 鉄道をはじめ、多様な分野で社会に貢献。
「新しいチャレンジもできる」と感じました。 -
学生時代に“まちづくり”の勉強をしていたことから、社会インフラを通じて人の役に立つ仕事がしたいと考えました。その中でも、人の生活基盤となる“移動”を支える鉄道に興味を持つようになりました。
日本信号に惹かれた理由は、会社説明会で先輩社員と話した際、「鉄道のみならず、道路交通や駐車場などの様々な社会インフラを支え、新たな事業領域にも挑戦している」と聞いたためです。多様な形で社会に貢献していくやりがいがあり、また、新しいことにもチャレンジしていけると感じたことで、入社を決めました。
- Q2.どんな仕事をしていますか?
- 清掃ロボットの営業・企画を担当。
技術部門と連携し、お客様の課題を解決。 -
ロボティクス製品の営業、企画を担当しています。取り扱っている製品は「清掃ロボット」で、駅や空港、オフィス、商業施設などで活用されています。新規・既存のお客様に向けた製品の活用提案や導入後のフォロー、デモンストレーション実演や実証実験などを主に手掛けています。お客様の課題をしっかりヒアリングし、それを反映していくために、技術・開発部署と連携しながらロボット開発にも携わっています。
また、ロボティクス分野は世間からの注目度が高く、マスコミの取材を受けることも多いです。名古屋で実証実験を行った際は、新聞社やTV局など、5~6社のインタビューを受け、地元局のTV番組でも特集していただきました。
- Q3.仕事のやりがいは?
- 課題解決に加え、開発に携わるやりがいも。
新しいものを生み出す挑戦にワクワクしています。 -
私は新規事業に興味があり、積極的に手を挙げて様々なプロジェクトに参加していくうち、ロボティクス事業の立ち上げメンバーとなりました。理系出身ではありますが、ロボティクス分野の知識を一から学ぶことからスタートし、開発にも携わることができています。
技術部門と連携し、「お客様の課題を解決するために何ができるのか」「それをどう実現するのか」をフランクに話し合い、一緒にトライ&エラーを繰り返した果てに、CLINABOという清掃ロボットを誕生させることができました。
お客様の抱えている課題は千差万別ですが、潜在ニーズを引き出し、それを解決する提案ができたときの達成感は大きいです。一歩ずつ前進する日々を積み重ね、形にしていく面白さを味わっています。清掃ロボットの提案やデモンストレーション実演を行う際、お客様から「そんなこともできるのか」「すごい」など、嬉しい反響をいただく瞬間に大きなやりがいを実感しています。
現在、清掃以外の分野のロボット開発にも着手していますが、新しいものを生み出していくチャレンジに非常にワクワクしていますね! 日本信号の理念に沿った信頼できる製品を開発し、人々が安全・安心・快適に生活できる世の中を実現していく。入社当初にやりたかったことに、今、まさに挑戦できていると感じます。
- Q4.日本信号ならではのやりがいは?
- 社会的責任が大きく、決して楽な仕事ではない。
だからこそ、やりきった瞬間の達成感は大きいです。 -
日本信号が手掛けている事業は、鉄道や道路交通など、人の生活の根底を支えるものです。それらは、「当たり前にあるけれど、ないと困ってしまうもの」です。 目立つことはなく、“縁の下の力持ち”のように人知れず頑張り続けるところも多いため、決して楽な仕事ではないと思います。しかし、社会に対し、大きな責任を持つ仕事だからこそ、やりきった瞬間の達成感も非常に大きいと感じます。
現在、私が携わっている清掃ロボットも、施設の業務時間外に稼働するケースが多く、一般の人の目に触れる機会はほとんどありません。しかし、お客様の抱える課題を解決すると同時に、「多くの人の暮らしを便利に快適にするため、その裏側を支えている」ということに、大きなやりがいを味わっています。
- Q5.プライベートの過ごし方は?
- 社内の野球チームの活動が楽しみ。 妻と一緒に料理づくりにも挑戦しています。
-
高校時代まで野球部だったので、社内の野球チームに所属しています。ポジションは外野手です。1〜2カ月に一度行う練習や試合が楽しみですし、年に一度の企業対抗の野球大会にも出場するので、そこに向けてみんなで団結していく楽しさもありますね。
もともと旅行が好きで、妻と温泉巡りの旅に出かけていました。しかし、最近は外出しにくい状況が続いたため、自宅で料理することが趣味になっています。妻に教えてもらいながら、ハンバーグや煮物などに日々チャレンジしています。自分の食べたいものを作り、体に良いものを食べる生活で、健康的な毎日を送ることができています。
- Q6.日本信号の一番の魅力は?
- 新しい挑戦を応援してくれる社風が魅力。
様々なチャンスと成長の機会を与えてくれます。 -
鉄道インフラに関わる企業の場合、「安定している」という理由で志望する人もいますが、日本信号は常に新しい挑戦を続けている企業です。安定に甘んじることなく、高い志を持って挑戦に向かう社風そのものが、大きな魅力ではないかと思います。
風通しが良く、立場や年次に関係なく様々なチャンスを与えてくれますし、上司や役職者との距離感が近いため、一人で悩むこともありません。プロジェクトの実現に向かうスピードも早いと感じます。
若手社員も新しいことにどんどん挑戦し、実現していけるのは、それを応援してくれる日本信号の社風があるからこそだと感じます。これまでにも、清掃ロボットとしては初の、エレベーターに乗り、自在にフロアを行き来できるCLINABO CL02のシステムを実証、導入してきました。作業効率を圧倒的に高める清掃ロボットの実現を目指した結果、お客様にも喜んでいただくことができました。
世の中にない、新しいものを生み出すことができたのは、上司や周りの同僚、そして優れた技術者たちの協力のおかげと思っています。また、通信教育が充実しており、勉強しやすい環境が整っているところも魅力ですね。私は通信教育を活用して、資格を取得することができました。
- Q7.将来の目標は?
- ロボティクス事業を、日本信号の主力事業にする。
多様なロボット開発で、社会に貢献していきたいです。 -
私が携わっているロボティクス事業は、まだスタートして間もないですが、将来的には日本信号の主力事業となるまでに成長させていきたいです。今後は、清掃領域のみならず、多様な機能を持つロボットを生み出し、社会における多様な課題の解決に役立ちたいと思います。
現在、日本信号は鉄道の自動運転プロジェクトなどにも取り組んでおり、様々な角度から日本の経済発展に貢献していくことを目指しています。私もその一員として、日々、頑張っていきたいと思います。