日本信号の人々
中出圭輔

Keisuke Nakade

品質保証部(2017年度入社)
工学府電気電子工学専攻修了

安全運行を守る「最後の砦」
影の立役者のような存在になれる

Q1. 志望動機と入社の決め手は?
生活の一番大事なところを支えられる!
若手が活躍できる風土も決め手です。
私は新潟県長岡市の出身で、中越地震の際に被災した経験があります。「当たり前に生活できる」ということの大切さを実感し、暮らしを支えるメーカーの仕事がしたいと考えました。日本信号は、「人々の移動」という生活の一番大事なところを支えているので、そこに魅力を感じましたね。

また、大き過ぎず、小さ過ぎない規模感にも惹かれました。社員数の多い大手企業では個人の存在価値を発揮しにくく、小さな会社では仕事のフィールドが狭くなる。そして何より、この会社には、若手が活躍できる風土がある。面接選考で出会う社員の皆さんの人柄の良さにも惹かれ、迷わず入社を決めました。
Q2.どんな仕事をしていますか?
列車の運行を支える製品に携わり、
正確性と安全性の検査を担当します。
品質保証部門で製品の検査に携わり、列車の運行に使用する連動装置を担当しています。どんな装置かというと、駅の信号機と転てつ機(ポインター)を連動させ、列車の位置確認と進路の確保を行い、信号機の表示を青に切り替えるという動作で安全運行を支えるものです。それぞれの駅ごとにつくられた連動図表の通りに動くかどうか、故障はないか、他の装置と連携できているかを検査します。制御盤を扱い、あらゆる角度から条件を設定し、正確性と安全性を確認しています。
Q3.仕事のやりがいは?
自分の携わった製品が実際に使われます。
責任ある仕事に、緊張感とワクワク感が!
品質保証の仕事は、検査から出荷までを担当します。つまり、自分が最終OKを出した製品が、実際にお客さまのもとに届き、列車の運行に使用されるんです。安全運行に責任を持つ「最後の砦」のような存在なので、緊張感はありますが、むしろそれがやりがいだと感じます。実は、入社前は設計職を志望していましたが、製品を操作しながら理解を深めることができるため、ものづくりのまた違う角度の面白さを実感できています。
現在、手がけている製品が実用化されるまでには、まだ時間がかかりますが、自分の携わった製品が世に出る瞬間を考えるとワクワクします! 多くの人に影響を与えるスケールの大きな仕事に、いま、誇りを感じています。
Q4.日本信号ならではのやりがいは?
鉄道会社を支え、「当たり前」を実現する。
大きな使命を感じることができます。
世の中の人々にとって、列車の運行は、「安全・正確であること」が当たり前で、私たちが製品を納めている鉄道会社の皆さんも、もちろんそれをめざしています。そうしたお客さまたちの鉄道事業を支え、「当たり前」を実現していくこの仕事には、大きな使命を感じることができますね。また、自分の携わった製品が、この先、何十年も使われることも大きなやりがいです。
Q5.プライベートの過ごし方は?
同期や友人と飲みに出かけたり、
ドラマの録画を一気に見たりします。
週末には、同期の仲間や学生時代の友人と食事や飲みに出かけることが多いですね。TVドラマが好きなので、録画しておいたものを一気に見ることも楽しみです。連休は旅行に出かけたり、新潟の実家に帰ったりしています。また、プリンとビールが好きなので、平日には限定プリンやクラフトビールなどを購入し、味比べを楽しんでいます(笑)。
Q6.日本信号の一番の魅力は?
顔を出さないヒーローのように、
「影の立役者」になれること。
正直、日本信号という会社名を知っている人は多くないと思うんです。けれど、表には出なくても、私たちの力が交通インフラを支えています。そこに特別感があると感じます。私はもともと表舞台に立つのは得意じゃないし、みんなが気づかないところで世の中に役立てるこの仕事は、「顔を出さないヒーロー」みたいなものだなと(笑)。そんな存在感が、カッコいいなと思っています。
Q7.将来の目標は?
さまざまな知識を身につけて、
スペシャリストとして活躍したいです。
まずは担当製品の幅を広げ、さまざまな製品知識や技術知識を身につけていきたいです。より大きな案件を任せてもらえるようになり、いずれは一つの分野のスペシャリストとして活躍することが目標です。