日本信号の人々
濱崎萌子

Moeko Hamasaki

生産管理部(2016年度入社)
心理学部心理学科卒業

技術と営業をつなぐ仕事で、
チームと社会に貢献していく

Q1. 志望動機と入社の決め手は?
多くの人に役立つ仕事がしたい!
女性支援が充実していることも決め手。
「できるだけ多くの人の役に立つ仕事がしたい」と考えました。日本信号には、自動改札機や信号機、パーキングまで、まちを歩けば目に見える製品がたくさんあります。「こういうものに携わる仕事なんだな」というイメージが湧きやすかったし、何より、世の中の多くの人の安全と快適性を支えていることに対し、「すごい会社だなあ」と思いましたね。

また、長く働き続けていきたいので、女性支援制度が充実していることにも注目しました。説明会では、女性社員が実際に制度を活用していることや、産育休取得者がいつからいつまでお休みするのかを社内報で共有していることを知り、安心できましたね。もちろん女性社員だけでなく、男性社員も産育休を取得している実績があります。制度をちゃんと活用できる環境があり、「この会社なら長く働ける」と思えたことも決め手になりました。
Q2.どんな仕事をしていますか?
ATC装置の材料の原価を設定・管理し、
利益が出るようにコントロールしています。
生産管理として、鉄道信号保安システムの一つであるATC(Automatic Train Control)装置の原価管理をしています。営業が受けた案件に対し、機器費・労務費の原価をもとにした見積の作成、原価のモニタリング、利益のコントロールなどを担当しています。日本信号では、お客さまの要望に合わせて製品を設計する案件が多くあります。同じATC装置でも、大きさや機能などが違うと原価が異なってきます。それらを調査した上で、個別の見積書を作成することが必要なのです。また、見積を作成した後も、製品が出来上がるまでの間で設定した原価が変動するケースもあるため、常に原価をモニタリングし、製品にかかる費用を把握・管理しながら、利益を出せるようにコントロールしています。
Q3.仕事のやりがいは?
会社の利益に直結する仕事を任され、
チームの一員として貢献していける。
会社の利益に直接影響する重要な仕事のため、大きな責任があると感じますし、それがやりがいにつながっています。案件が完了するまで、見積した原価を守ることが私たちの仕事ですが、さまざまな要因から金額が大きく変化してしまうこともあります。そうした場合には、営業や技術、品質保証などの各部門と協議をしながら対策を講じ、計画した原価でゴールができるようにコントロールしていきます。技術と予算をつなぐ役割と言えるかもしれません。
最初に作成した見積の数字通りに利益を出すことは難しいですが、社内の皆さんとやりとりしながら、ゴールをめざすことに喜びを感じます。入社1年目の夏に担当したある案件で、技術・品証部の方と原価の打合せを行った際、「濱崎さんが頑張っているから、僕らも最大限に頑張るよ」という言葉を頂いた時は、本当に嬉しく思いました。いちメンバーとして認めてもらえたと感じる瞬間に、「私にできることがあるんだ!」という、やりがいを感じますね。
Q4.日本信号ならではのやりがいは?
部署を超えて協力し合える風土の中、
仕事への誇りと使命を感じられます。
部署を超えて、お互いに声をかけ合いながら働けるところですね。一つの案件に一緒に取り組む時も、技術や営業などの部門を超えて、一丸となって協力し合える風土があります。こちら側から「こういう見積で予算内に収めるようにしたい」というお願いをしても、「無理」とは絶対に言わず、実現方法を一緒に考えてくれます。新人の意見にもちゃんと耳を傾けてくれますし、個々の頑張りを認めてくれるので、「自分の役割を果たしてチームに貢献したい」というモチベーションが一層高まりますね!
私の仕事は、技術職のようにものづくりに直接関わるものではなく、営業職のようにお客さまと接することもありません。けれど、「多くの人の暮らしと安全を守る製品」をつくる一員として、大きなやりがいと使命を感じています。まちの中で日本信号の手がけたものを見かけるたびに「これは私たちの会社の仕事だ!」という誇りを感じます。
Q5.プライベートの過ごし方は?
料理好きなので、平日は自炊します。
休日は同期とキャンプに出かけます。
料理修行中なので、平日の夕食は自分の食べたいものを手づくりして楽しんでいます。茶碗蒸しからお好み焼きまで、出汁や材料にもこだわっていますね。また、趣味の読書でのんびり過ごしたり、会社のe-ラーニングを使ってTOEICの勉強もしています。休日の趣味としては、最近、キャンプに出かけるようになりました。友人と月に一度はキャンプ会を開催し、テントを張るところから勉強中! 毎回、下に敷くマットを改善したり、バーベキューで消費する食材の量を考えたり、快適な環境をつくる工夫が楽しいですね(笑)。
Q6.日本信号の一番の魅力は?
先輩から学べる職場の風土や、
教育制度が充実しているところ。
技術職にはベテランの先輩も多いですが、フランクにいろんな質問に答えてくれますし、経験の浅い私にもわかりやすいように教えてくれます。皆さん、親切で面倒見がいいので、学びたい人にとっては、とてもいい環境だと思いますね。入社当初の私は、名前すら聞いたことのない部品ばかりで、知識を身につけるために必死になって勉強していました。しかし、案件を一つずつ積み重ね、いろいろ教えてもらううちに、ベテランの先輩に近い数字を算出できるように成長したと感じます。一つひとつが勉強になりますね!
また、会社の教育制度も充実しています。2カ月間の新人研修では、マナーからグループワークまでいろんなことを学ぶことができ、すごく手厚いと感じました。e-ラーニングや通信教育もあり、自分が学びたいことを選択できるところも魅力ですね。私は現在、TOEICの勉強をしています。社内イベントなど、他部署の人と交流する機会もたくさんあり、自分のこの先のキャリアをイメージすることができます。
Q7.将来の目標は?
まずは生産管理のプロをめざします。
将来的には仕事と家庭の両立もしたい!
まずは現在の仕事で力を身につけ、「ATCの原価について聞くなら、濱崎だ!」と言ってもらえるような存在になりたいです。仕事を通じてしっかりコミュニケーションをとりながら、生産管理のプロとして信頼関係を築けるように成長していきたいと思います。また、将来的には仕事と家庭を両立してバリバリやっていきたいですね。経験を積んだら、営業職に挑戦してみたいと思います。日本信号の製品を、誇りを持って世界中に広めていきたいです!