日本信号の人々
山越宏樹

Hiroki Yamakoshi

研究開発室(2014年度入社)
マテリアルサイエンス研究科修了

技術者としていろんな挑戦ができる。
風通しの良い職場で大きく成長中

Q1. 志望動機と入社の決め手は?
多くの人に関わる仕事ができること。
風通しの良い職場も魅力的でした。
経営理念と先輩たちの熱いハート。
大学院で材料の研究をしていたので、「研究室にこもるより、もっと人と関わる仕事がしたい」と思いました。そこで、大学時代に学んだ電気系の分野に進もうと考えたんです。思いついたのは、1日に何十万人もの人々が利用する「駅」。鉄道関係の業界を見ていく中、全国、海外のいろんな鉄道に携わる日本信号の存在を知りました。「この会社なら、より多くのお客さまと関わり、より多くの人々の安心を守ることができる」と思いましたし、グローバルな事業展開に力を入れているところも魅力的でした。
また、説明会で工場を見学した際、気さくな働く先輩たちの姿にも惹かれました。設計や研究開発のフロアが別棟に隔離されている会社も多い中、日本信号では、いろんな部署が一つのフロアに集まって仕事をしていたことも驚きでしたね。部署を超えて相談し合える環境に風通しの良さを感じましたし、何より「楽しそう」と思ったことが決め手ですね。
Q2.どんな仕事をしていますか?
列車制御システムの無線部分を開発。
無線を利用した信号システムに携わっています。
無線を利用した列車制御システム「CBTC」を担当し、日本信号のCBTCであるSPARCSの無線部の開発を手がけています。
すでに中国の北京、インドのデリーなど、海外の鉄道に導入されています。
Q3.仕事のやりがいは?
最初から最後まで開発に携わり、
自分の思想を設計に反映できる!
日本信号における主力製品に携わっているので、社内にも社外のお客さまにも影響が大きい仕事ができていると感じます。今後、日本や世界各地で使われるであろう製品を手がけ、そのハードウェアの設計に自分の思想を反映できるのは大きなやりがいですね!
目指すものをどう実現していくかは自分の発想次第。そして、自分でシステムの要件まで考え、ハードウェアに落とし込むことができるんです。分業制で開発する会社は多くありますが、日本信号では最初から最後までものづくりに携われる。そこがとても面白いです。もちろん、決められた開発期間で結果を出さねばならない難しさはあります。しかし、試行錯誤を重ね、安全性や信頼性、コスト面、スケジュール面も考えた製品ができた時には大きな達成感がありますね!
Q4.日本信号ならではのやりがいは?
多くの人の生活と命を守る使命感。
技術者としていろんな挑戦もできます。
鉄道利用者の命を守るという社会的使命が高い仕事に従事できていることに非常に大きなやりがいを感じています。新人の頃、北京の鉄道にシステムを導入する開発案件に携わり、現地で製品を組み立て、テスト走行まで任せてもらいました。先輩たちがしっかりフォローもしてくれたものの、動き出すまでは「本当に大丈夫だろうか」とハラハラしていましたよ(笑)。けれど、自分でつくったものが動く姿を初めて目の当たりにしたあの時、本当に感動しましたね。
この会社は、若いうちからいろんなことを任せてくれます。プレッシャーを感じたこともありましたが、技術者としてさまざまなチャレンジができる環境は恵まれていると実感しますね。現在、システム全体に関わり、ハードウェアからソフトまで幅広く携われる楽しさを味わっています。
Q5.プライベートの過ごし方は?
ランニング好きで大会にも出場。
燻製の手づくりにも凝っています。
ランニングが趣味なので、会社帰りには自宅まで走ったり、ジムで走ったりしてリフレッシュしています。休日には15㎞くらいを走り、フルマラソンの大会にも出場しています。また、バーベキューが好きで、会社の仲間やその周辺の友人と一緒にワイワイ楽しんでいます。今年から燻製機を購入し、燻製を手づくりする趣味もスタートしました。桜やヒッコリーなどのチップを使い分けて試し、出来上がった燻製は、妻との晩酌や友人とのバーベキューでおつまみとして楽しんでいます。
Q6.日本信号の一番の魅力は?
何でも相談できる風通しの良い職場。
やりたいことに挑戦できる環境です。
いろんな部署の人が一つのフロアに集まって仕事をする環境がとても楽しいですね。職場の風通しが良く、ざっくばらんに話ができる人ばかりなので、わからないこともすぐに聞けますし、快く相談に乗ってくれます。同期との絆も深いし、フットサルや富士登山などの社内イベントもたくさんあり、社内横断的につながりを広げていますね。他部署の人たちに出会い、その考え方に触れる機会は非常に面白く、自分の仕事にも役立ちます。
また、興味のある分野の講習会や展示会に行きたい場合は、上司に相談すれば柔軟にOKしてもらえます。これまで鉄道技術の展示会や海外の鉄道勉強会などに参加させてもらいましたし、気になっている測定器をメーカーまで直接に見に行くこともできます。新しい機器を取り入れたいという要望や、「こんな開発に携わりたい」という希望にも柔軟に対応してくれるので、自分の可能性をどんどん広げることができています。
Q7.将来の目標は?
お客さまにより近い場所での開発。
より良いもので多くの人に貢献したい!
現在の仕事は研究開発が中心で、試作品を手がけるところから量産する段階まで携わっています。しっかり経験を積んだ後には、お客さまにもっと近い場所に行くことができるシステムエンジニアになりたいと考えています。エンジニアとしてお客さまを訪問すれば、つくったものへの要望を肌で感じることができますし、その経験を次の製品に生かしていくことができると思っています。より良いものをつくり、より多くの人たちに貢献していくことが僕の目標です。