日本信号は、誰もがいきいきと活躍できる会社を目指し、様々な制度・環境を整えています。
結婚・出産を経た後にもキャリアを積み重ね続けている女性社員が多くいますが、実際に、どのような制度・環境を活用して仕事と家庭を両立してきたのでしょうか。また、キャリア形成や仕事のやりがいにどのような魅力を感じているのでしょうか。
2児の育児と仕事を両立し、管理職として活躍中の女性社員2名がそれぞれの経験や思いをもとに、日本信号で働く魅力を語り合います。

※掲載内容は取材・撮影時のものです。

PROFILE

AFC事業部
課長 杉山祥子
Shoko Sugiyama

電気工学専攻。2004年入社。AFC技術部にて課長を務める。自動改札機、自動券売機・精算機、旅客案内表示器などの駅務機器システムや、ホームドアやホーム監視装置などのホーム安全システムの開発・設計を担当。現在、20名の部下をマネジメントしている。2019年、2022年に産育休を取得。

次世代鉄道システム開発部
課長 三宮若菜
Wakana Sannomiya

情報工学専攻。2000年入社。次世代鉄道システム開発部にて課長を務める。鉄道信号装置における次世代型システムの開発を担当し、装置に採用する各種ソフトウェアなどの開発・設計も手掛ける。現在、12名の部下をマネジメントしている。2005年、2009年に産育休を取得。

TOPIC 01

就職活動の時、働きやすい制度・環境は意識していた?
〜日本信号を選んだ理由〜

杉山 学生時代から「結婚・出産を経ても働き続けたい」という思いはありましたが、制度・環境についてはあまり意識していなかったです。日本信号で働く魅力の一つに「産育休を取得した後、原則的に同じ職場・ポジションで復職できる」という点がありますが、それについても入社後に知りました。

三宮 私の場合は、正直、何も考えていなかったと思います。だからと言って、将来、結婚・出産した時に仕事を辞める気も特になかったですね。就職活動のときは、学生時代に学んだ情報工学の知識を活かしたくてソフトウェアハウスを志望していましたが、一方で、交通インフラ系の仕事にも興味がありました。それで、技術系総合職として内定をもらえた日本信号に入社しました。

杉山 私は実体験がきっかけになりました。学生時代、夜遅くに研究室から帰る道のりで、いつも同じ場所で赤信号に足止めされて。誰も通らない中で待機し、「早く帰りたいのに」と思い続けたことがきっかけになり、「もっと快適な移動ができるようにしたい!交通インフラに携わる仕事で、社会を便利に変えていきたい」と考えました。日本信号を選んだのは、新しい技術へのチャレンジを続ける面白い会社だと思ったからですね。

TOPIC 02

産育休を取得する時、不安はなかった?
〜職場の理解とサポート体制について〜

杉山 私は2019年と2022年に、それぞれ産育休を取得しています。職場のみんなは「おめでとう」と祝福してくれて、私の仕事をサポートしてくれたので安心できました。産休に入る前には、病院に通院する予定に配慮してくれたり、体調にも気を遣ってくれたり、とても感謝しています。

三宮 私も2005年と2009年に産育休を2回取得しています。杉山さんよりも10年早い時代でしたから、まだ産育休を取得する女性社員はそれほど多くはなかったです。けれど、上長に「産休を取得します」と伝えたら、ごく普通に「わかりました」と。職場のみんなも当たり前のように受け止めてくれましたね。

杉山 実は、課長になった後、子どもを産む時期について悩んだことがありました。仕事が楽しかったし、「責任ある立場を任されている以上、職場を離れるわけにはいかない」という思いが強くあって。でも、実際に初の産休取得をしてみると「みんな、こんなにサポートしてくれるのか」と。おかげで、二人目の産育休は安心して取得できたと感じます。

三宮 最初に産育休を取得したのは28歳の時でした。杉山さんほど責任が大きくないポジションだったので、「自分が抜けてもそれほど問題はないかな」と思っていました。2度目の産休取得時も取りにくさを感じたことはなく、「あまり気にしないで取得してしまっていいんだな」と。最近では、女性だけでなく、男性社員の育休取得者も増えていますよね。

杉山 私の周囲でも男性社員で育休を取っている人が結構いますね。全社の育休取得率は6割超と聞きましたから、より働きやすい環境になっているように思います。

三宮 私の部署では、今年に入ってから男性社員も含め4人が育休を取得しています。

TOPIC 03

復職後に活用した制度や職場のサポート体制は?
〜時短勤務、会社の託児所、テレワークまで〜

杉山 2人目を出産した後は、3歳児と0歳児を抱えて復職したため、時短勤務制度も活用しました。1時間繰り上げで、4時5分に帰宅できたので、手間のかかる離乳食を作りながらも家事を回せたと思います。

三宮 私は復職の時期を延ばしてもらえたことで助かりました。下の子は3月生まれだったので、復職したくても4月までは保育園に入所できなくて。保育園に入所できない場合には育休を延長できる制度を利用し、2か月延長しました。今はさらに産育休取得を可能とする期間が延長されたので、制度面もより充実しましたね。

杉山 職場全体に温かく見守ってくれる風土があるところもいいですよね!復職後には、定時後に打ち合わせを設定しないよう配慮してくれたり、子どもが熱を出したら、同僚や部下のみんなが仕事を引き継いでくれたり。

三宮 そうそう。業務量を配慮してくれますよね。私の時代には時短勤務の制度自体がまだなかったから、「今日はここまでしかやらない」と自分自身で決めることを大事にしました。職場にも定時退社を宣言したけれど、うっかり仕事に集中し過ぎてしまうことがよくあって。定時になると、上司や周囲の誰かが「三宮さん、もう帰る時間だよ」と声をかけてくれました。

杉山 私が勤務する宇都宮事業所の近くには、5年前に会社の託児所「シグナリオキッズ」が新設されたので、利用者第一号として活用しました。19時まで預かってもらえるので、急な残業が入っても電話一本で「ちょっと遅くなります」と連絡すればOKです。おにぎりなどの軽食も提供してくれるので、子どもがお腹を空かせることもなく、安心ですね。子育てしながら働く場合、「仕事が終わらず、保育園のお迎えに間に合わない!」と困るケースは多いと思いますが、託児所のおかげで焦らず仕事に集中できます。

三宮 久喜事業所には託児所はありませんが、子どもが熱を出した時などは時間単位で有休を取得するなどで対応できますね。また、夫も同じ事業所内に勤務しているので、いざ急な残業が入った時には、夫に定時退社してもらって保育園のお迎えを代わってもらっていました。職場全体に子育てへの理解があり、柔軟に対応してくれると感じます。

杉山 仕事と家庭の両立を支えてくれる制度・環境は、この10年くらいの間にかなり進化していますよね。

三宮 最近は、育児・介護をサポートするためのテレワーク制度もありますよね!私はよく活用していますし、同じ部署の男性係長も、テレワーク制度を活用し、育児と仕事の両立に役立てています。

TOPIC 04

キャリアについて実感していることは?
〜現職復帰できる魅力とキャリアプランについて〜

杉山 先にもお話ししましたが、日本信号では、産育休を取得した後も基本的に同じ部署、同じポジションで現職復帰ができます。技術職も同じ職場、同じ仕事で復帰している人がほとんどですね。キャリアを断たれることなく、積み重ねた経験を活かして成長していけるのは、幸せな環境だと思います。

三宮 私は長く同じ部署で技術を積み重ねてきたことで、自分のキャリアもいい方向に向かっていると感じています。これまで培ってきた知見を活かせるのは、やっぱり一つの武器になりますから。

杉山 自分が管理職となった今は、「若手メンバーのライフプランが変化しても、その成長を見守り続けることができる」という意味でも、良い環境だと実感しています。

三宮 それと、日本信号はキャリアについても相談できる環境がありますよね。

杉山 「将来どうしていきたいか」を半年に一度、上司と話し合い、3年後、5年後を見据えたキャリアプランを作成する仕組みがあります。私たちも若手の時代に、上司と相談しながらキャリアを積んできました。今は自分が上司の立場なので、本人の希望に応えるためにどう育てていくかを考えていますし、キャリアに対する考え方に変化がないかを定期的に聞いています。

TOPIC 05

仕事と家庭を両立するための工夫は?
〜実践している方法と自分流の考え方〜

三宮 正直、私は両立しようと思ったことがないんですよね。全部うまく行かせようとしても無理が生じると思うので、その時々の状況に応じて「どちらを優先すべきか」を考えています。例えば、仕事で緊急の対応が必要な時は、同じ保育園のママ友達にお迎えを頼んだり、子どもが熱を出したら職場の誰かに自分の仕事をお願いしたり。仕事も家庭も相互扶助。無理な時はどうやっても無理だから、周囲に頼ることも大事だと思っています。

杉山 私も「両立しなくちゃ」と特に意識したことはなく、なるようにしかならないと思っていました。ただ、子どものためにちゃんと時間を作りたいと思い、限られた時間を有効に使うために最善を尽くそう、と。第一子が生まれた時、全自動と呼ばれる家電は全て買うことに決めました。洗濯機、乾燥機、食洗機、掃除機まで、頼れるものには頼ろう、と。ある意味、先行投資ですね!今でも最新のものが出たら全部使うことにして、子どもと遊ぶ時間をなるべく取れるようにしています。

三宮 杉山さんのように、自ら工夫して頑張ろうという人は日本信号に多いので、「偉いなあ」と思ってしまいます。私は心配性なところもあって、今まで「 “もう無理!両立なんて無理!” と言いながらこの20年やってきたんですよね。でも、そのたびに周囲の人たちが「なんとかなるよ」と支えてくれた。これまでどの上司も見守ってくれて、恵まれている環境だったんだな、と思います。おかげで今があり、結果的に働き続けることができていますから。

杉山 人それぞれに向き合い方は違いますよね。私も最初に復職する時には不安も感じましたが、上司や周囲が温かく見守ってくれていると感じていました。「なんとかなるから大丈夫だよ」とよく言ってくれましたし、急な事情で仕事をお願いしてもみんな嫌な顔ひとつせずに引き取ってくれた。学生の皆さんの中には、両立への不安を感じている人もいるかもしれません。でも、私自身は「やってみるしかない」と思っていましたし、やってみた結果、なんとかなるものだと実感できました。

TOPIC 06

日本信号で働くやりがいとは?
〜仕事のやりがいと皆さんへのメッセージ〜

杉山 ICTソリューション事業で設計・開発に携わっているので「日常的に自分が設計したものに触れやられること」にやりがいを感じています。具体的には、駅に設置されている自動券売機、自動改札機、旅客案内表示器などの駅務機器システムや、ホームドアなどですね。自分が設計したものが動いている様子を見るのは、やっぱり嬉しいです!目に見えて形になり、多くの人に利用されていることが大きなやりがいですね。

三宮 私は、自分の知的好奇心を満たすチャレンジができるところにやりがいを感じますね。これまで鉄道保安装置全般を担うCPUユニットの設計・開発を担当してきましたが、日本信号には若いうちから多くを任せてもらえる環境がある。自分の思想をどこまで設計に入れていくのかを追求することができます。

杉山 自分の考えをきちんと説明すれば、やりたいことに挑戦させてもらえますよね。それが前例のない新しいことでも、「こういうものを作りたい。やってみたい」と上司にしっかり説明できれば、その機会を与えてくれる。失敗を恐れることなく、やりたいことを後押ししてくれる風土も魅力的だと思います。

三宮 そうそう。いろんなチャレンジをさせてもらえるからこそ、自分の考えがうまくハマった時には、大きな達成感を得ることができるんだと思います。現在、私は次世代鉄道システムに携わり、新しい鉄道システムの方式そのものの開発も担当していますが、まだまだわからないことだらけで…。大変さはありますが、また新たなチャレンジで知的好奇心を満たしていきたいですね。

杉山 今後は、周囲の皆さんに「楽しく仕事している姿」を見せていけたらいいなと思っています。仕事と子育てを両立する場合、どうしてもバタバタしてしまいがちですが、バタバタしながらもなんとかなるもの。「あの人が両立できているから、きっと自分も大丈夫」と思ってもらえたら嬉しいですね。自分流の仕事スタイルを発信して、これから両立をめざす若い皆さんを後押しすることができれば、と思います。

三宮 日本信号ではたくさんの女性社員が活躍しているので、いろんな人のいいところを参考にしてもらえると思います。私の場合は計画性も余裕もなかったけれど、それでもなんとかなっていますから、そんな姿も見て「自然体でもやっていける」と思ってもらえたら嬉しいです。