国際事業

鉄道インフラの「安全と信頼」で
世界中の人々に貢献していく

世界30の国と地域で鉄道インフラに貢献
世界で高く評価されている日本信号の技術力。戦前から海外鉄道インフラ整備事業に取り組み、常に新たな価値を創造するチャレンジを続けています。
現在までに海外ビジネスフィールドを大きく広げ、2008年に中国現地法人、2015年にインド現地法人を設立し、アジアを中心とする世界30の国と地域で数多くのプロジェクトを展開しています。
鉄道信号業界のリーディング・カンパニーとして、培ってきた経験と技術をもとに、世界の鉄道インフラの安全性と信頼性を高め、多くの人々に貢献していくことをめざします。
独自開発の無線式列車制御システムを開発
現在、特に注目されているものが、日本信号が独自で開発した無線式列車制御システム「SPARCS」です。従来は有線で行っていた列車制御を、無線通信で実現したこの製品は、低コストでの導入・維持が可能です。2011年、中国・北京地下鉄15号線におけるSPARCS運用実績が認められ、これまでに韓国やブラジルでも採用されています。
2015年にはインド・チェンナイメトロに、ICカードやトークンを採用するAFC式改札システムを納入。利便性を高めると同時に、切符の不使用で環境にも優しいシステムを実現しています。また、鉄道運行管理システム、駐車場システムなども各国で導入が進んでいます。
私たちは、今後も鉄道信号や駅務機器、さらには交通機器やシステム、駐車場管理など、多様な領域の幅広い製品を届け、世界のインフラ発展に貢献し続けていきます。