リモガスとは?

サンプルデータ

酢酸エチル計測

 

有機溶剤の揮発濃度の計測例
リモガス本体と反射鏡との間に約120℃に加熱済みのホットプレートを置き、酢酸エチルを約8.8mL滴下して瞬時に揮発させました。実験空間の容積は1m3であり、酢酸エチルが全て揮発すると約2,200ppmとなる実験環境です。
図2は酢酸エチルの滴下から4分後までの1秒毎の濃度変化を示しています。これによると、滴下後の約1分間は、ホットプレートによる熱対流により揮発した酢酸エチルの激しい濃度変化が見られ、その後、濃度が約2,000ppmに収束している様子がわかります。
従来使用されているVOC計測器の計測結果は、計測原理上、時間分解能や空間分解能が低いデメリットがありますが、リモガスによる計測結果は1秒毎のリアルタイム性があり、計測空間もレーザが透過した微小空間となります。

酢酸エチル計測

原油計測

 

原油の揮発成分の検知例
リモガス本体と反射鏡との間に未加熱のホットプレートを置き、原油約20mLを図1のように分布させ、ホットプレートの電源を入れて加熱(設定:70〜90℃の保温状態)し、原油の揮発成分を計測しました。リモガスによる計測箇所は、「レーザパス」と線表示した線分上です。
図2は原油の揮発成分の1秒毎の濃度変化を示しており、ホットプレートに通電してからの経過時間を横軸としています。これによると、加熱から約4分後に原油の揮発成分を検知し、12分後には濃度が約2,000ppmに達していることがわかります。この実験結果は閉鎖空間(容積:1m3)における実験データですが、今後、オープンスペースにおける検証実験も行います。

原油計測